わんこ母ちゃんです。こんにちは!
人間の食品には、賞味期限や消費期限がありますが、ドッグフードにも美味しく食べられる期間があるんですよね。
外袋やパッケージをよく見れば、賞味期限や消費期限は必ず記載されています。
それぞれおいしく食べられる期間を表していますが、賞味期限と消費期限とでは、じつは表す意味が異なるのです。
このふたつの期限の違いを、あなたはご存知でしょうか?
期限の意味を取り違えてしまうと、本当は食べてはいけないのに「まだ大丈夫~」とまちがって食べさせてしまうかも!?
今回は、賞味期限や消費期限の違いや、外国製のフードの日付の見方をご紹介します。
チェックなさってくださいね!
賞味期限と消費期限の違いとは?
賞味期限と消費期限、どっちも似たようなものですが、じつは違うんですよね。
その違いと意味を知ることで、愛犬の健康を守れるとともに、いつまで食べられるか確実にチェックできることでドッグフードをムダにせずにすみます。
お財布も助かりますし、ゴミも減らせるから地球にも優しくできますよ!
賞味期限
賞味期限とは、おいしく食べることができる期限を意味します。
賞味期限の「年月日」は、フードが未開封の場合に「品質に変化なくおいしく食べられる期限」を示しているのです。
あくまでも、表記された保存方法をしっかり守って保存していた場合に限りますのでご注意くださいね。
人間の食品でいうなら、スナック菓子やカップめん、かつおぶし、缶詰など、長期に傷みにくい食品に表示されているのが賞味期限です。
犬のフードの場合は、ドライフードやレトルトフード、缶詰などに賞味期限が表示されています。
賞味期限の場合は、期限を過ぎたからといって、即、食べられなくなるわけではありません。
においや見た目の色などから総合的にチェックして、異常がなければ、食べても大丈夫です。
ただし、少しでもおかしい、あやしい、クサイと思ったら、思い切って処分することをおすすめします。
飼い主さんから「賞味期限は切れてるけど大丈夫だよね・・・」と、どこか心配そうな面持ちでごはんを持ってこられたら、犬も「ホントに食べていいの?」と食べづらくなりそうですから(笑)
一切気にしないでガツガツ食べる子もいるでしょうけど、わんこは飼い主の様子や表情に敏感なものです。
大事な愛犬にニコニコ笑顔で食べさせてあげられるよう、賞味期限もしっかり守ったほうが安心だと思います^^
消費期限
消費期限とは、フードを未開封の場合に、指定された「年月日」までは「安全に食べられる期限」を意味します。
人間の食品でいえば、その日のうちか、少なくとも数日で食べきってほしい食品に、消費期限が表示されています。
たとえば、お弁当や惣菜、おにぎり、サンドイッチ、麺類、洋菓子などです。消費期間は、その日のうちから3~5日程度と、短めになっています。
こうした食品は、期限までに消費して(食べて)しまいましょう。
ドッグフードの場合はどうでしょうか?
いまは犬のフードも、種類が豊富になりましたね。
ドライタイプのドッグフードや、缶詰やレトルトなどのウェットフードは定番ですが、その他に、ペットショップやドッグカフェなどでは、わんこ用に調理したスープやシチューのようなフードや、ケーキなどの生菓子も販売されています。
調理したフードやケーキなど早めに食べきったほうが良い食品には、消費期限が表示されています。早めに食べさせるようにして、保存するときは保存方法にも注意してくださいね。
パッケージの表示をよく確認し、消費期限を過ぎたものは食べさせないようにすることも大事です。
以上が賞味期限と消費期限の違いになります。
外国のドッグフードの賞味期限や年月日の確認方法
さて、ドッグフードといえば、外国産の製品も多いです。
そこで問題になるのが、外国製品の賞味期限の表記なんですよね。日本の表記とは少し異なっています。
賞味期限を表す英語表記は、「EXP」「P」「Best before」「Best by」などです。
パッケージにこの表記がないか確認してみてください。
日付に関しては、日本製品は左から順に日付を表示しますが、外国製品は右から順に日付を表示しています。
イギリスとアメリカでも表記スタイルが異なっているんですよ!
たとえば、2018年8月17日を表す場合は
日 本 | 年.月.日 ⇒ 2018.08.17 |
---|---|
アメリカ | 月.日.年 ⇒ 08.17.2018 |
イギリス | 日.月.年 ⇒ 17.08.2018 |
となります。
国によって「年⇒月⇒日」の順番が異なっていることがわかりますね。
アメリカ式の「月⇒日⇒年」の順番で表記している国は、アメリカ、カナダです。
イギリス式の「日⇒月⇒年」の順番で表記している国は、イギリス、アイルランド、オーストラリア、ニュージーランド、カナダが該当します。
カナダではどちらの表記もあるようです。地域によって異なるのかもしれませんね。
◎月を英語表記で表している場合
上記でご紹介した日付の表記ですが、月が数字ではなく英語の表記になっている場合もあります。
アルファベット3文字で月をあらわします。下の表でチェックしてください。
《月の英語表記》
1月 | JAN (JANUARY) |
---|---|
2月 | FEB (FEBRUARY) |
3月 | MAR (MARCH ) |
4月 | APR (APRIL) |
5月 | MAY (MAY) |
6月 | JUN (JUNE) |
7月 | JUL (JULY) |
8月 | AUG (AUGUST) |
9月 | SEP (SEPTEMBER) |
10月 | OCT (OCTOBER) |
11月 | NOV (NOVEMBER) |
12月 | DEC (DECEMBER) |
月の英語表記を、さきほどの年月日に当てはめてみると、
日 本 | 年.月.日 ⇒ 2018.AUG.17 |
---|---|
アメリカ | 月.日.年 ⇒ AUG.17.2018 |
イギリス | 日.月.年 ⇒ 17.AUG.2018 |
となります。
◎実際に外国産のドッグフードで確認してみましょう。
下の画像は、サイエンスダイエット社のドッグフードです。
アメリカの会社なので、賞味期限の記載は左からですね。
パッケージの裏に賞味期限の記載がありました。黄色のマルの中の数字がそれです。
月/西暦(4ケタ)の順番になっています。
黄色のマルの部分の数字は、09 2018 S07 D60515 135とありますが、D60515 135は製造番号で、賞味期限は09 2018の部分です。
09 2018 S07 → 賞味期限は2018年9月末日
日にちの記載はありませんが、月末までになります。
◎日本産のパッケージも確認!
下の画像は日本産のパッケージです。
記載されている数字は20190309 8039ですね。
8039は製造番号でしょうか。
賞味期限は20190319です。
こちらは日本製なので分かりやすいですね。2019年3月19日までになります。
まとめ
◎賞味期限と消費期限の違いとは?
賞味期限
賞味期限とは、おいしく食べることができる期限を意味であり、表記されている「年月日」はフードが未開封の場合に「品質に変化なくおいしく食べられる期限」を示しています。
期限を過ぎたら、即、食べられなくなるわけではありません。
消費期限
消費期限とは、フードを未開封の場合に、指定された「年月日」までは「安全に食べられる期限」を意味しています。
期限までにしっかり食べきることが大事です。
◎外国のドッグフードの賞味期限や年月日の確認方法
外国製品の賞味期限の表記なんですよね。日本の表記とは少し異なっています。
賞味期限を表す英語表記は、「EXP」「P」「Best before」「Best by」などです。
日付は日本製品は左から順に日付を表示しますが、外国製品は右から順に日付を表示しています。イギリスとアメリカでも表記スタイルが異なります。
月が数字ではなく、アルファベット3文字の表記になっている場合もあります。
今回ご紹介した賞味期限と消費期限の違いは、人の食品もドッグフードもおなじです。
飼い主さんもわんこも期限を守って美味しく健康に食べましょう^^
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!