わんこ母ちゃんです!こんにちは。
我が家に迎えたばかりの子犬には、ふやかしたドッグフードを食べさせますよね。
子犬には、いつまでふやかしたフードを食べさせればいいのでしょうか?
またどのようにドライフードに切り替えたらいいのでしょうね?
適切な時期は・・・?
今日は、そんな疑問にお答えし、ふやかしたフードからドライフードに切り替える方法や、適切な時期についてご紹介します!
Contents
子犬にふやかしたドッグフードを与える理由
なぜ子犬には、ふやかしたドッグフードを食べさせるのでしょうか?
それは子犬の成長過程をみればよくわかります。
子犬は生まれてからしばらくは母犬のお乳を飲んで育ちます。
少し大きくなって、歯が生えはじめる頃から離乳が始まりますが、この頃から食べはじめるのがふやかしたドッグフードです。
ふやかしたドッグフードは、子犬の離乳食です。ドライフードよりも消化が良いので、子犬のお腹にもやさしいごはんになります。
子犬の時期は、内蔵が未発達なので、しっかりふやかしてあげてくださいね。
自然界に目を向けてみれば、オオカミもおなじことをしています。
母オオカミは狩りから戻ると、食べたものを吐き出して子どもたちに食べさせているんです。
巣に帰ると、お腹を空かせた子どもたちから「早く!早く」と鼻で口元をツンツンされるので、その刺激で吐き出すのです。
狩りの出先で食べたものは、巣に戻る頃にはほどよく消化されているから、子どものオオカミにとってはお腹にやさしい離乳食になるんですね。
家庭で飼われている子犬の場合は、吐き戻してくれるお母さんはいません。
だから、飼い主さんが母犬の変わりに、ふやかして柔らかくしたフードを子犬に与えてあげたほうが良い、といった背景があります。
いつまでふやかしたフードを食べさせればいいの?
子犬にとって、ふやかしたドックフードは消化の良い離乳食であることがわかりました。
では、いつまで子犬にふやかしたフードを食べさせればよいのでしょう?
切り替える適切な時期は・・・?
切り替え時期を気にする飼い主さんは多いですが、特に決まりはありませんので愛犬の様子を見ながら徐々に切り替えていけば大丈夫です。
食の細い愛犬には、消化のいいフードでしっかり栄養を摂れるように、切り替え時期を先延ばしにするのもアリです。
ブリーダーさんの中には、成犬になるまでふやかしたフードを食べさせる人もいますし、成犬になってからも、ふやかしたフードを食べさせ続ける人もいます。
乳歯の段階でドライフードを食べさせないほうが、永久歯がきれいに生え揃うという考え方もあります。
一般的には、生後2、3か月から切り替え始める人が多いようですが、焦らなくても大丈夫ですよ!
ドライフードに切り替える方法
ふやかしたフードからいきなりドライフードに切り替えるのはよくありません。子犬のお腹がびっくりして消化不良を起こしてしまう可能性があります。
また犬の口の中は傷つきやすいので、固いドライフードをいきなり食べると、歯茎を傷つけてしまうこともあるようです。
ドライフードに切り替えるには、10日から2週間くらいかけて少しずつ慣らしていってください。
ふやかしたフードからドライフードに切り替えたあとでも、愛犬のお腹の調子が優れないときなどは、ふやかしたドッグフードをあげるのもアリです。
一度切り替えたら、二度とふやかしたフードをあげてはいけない・・なんてことはありませんので、それぞれのメリットを生かし、体調によってはフードの状態を切り替えてもよさそうですよね。
ふやかしたフードとドライフードのメリット&デメリット
ふやかしたフードを与えるメリット
- 消化が良い
- 水分が摂れる
- 喉につまらない
- 風味が良くなる
ふやかしたフードのデメリット
- ふやかすのに時間がかかる
- ドライフードに比べて傷むのが早い
- お湯の準備が必要
ドライフードのメリット
- 日持ちがする
- 食べさせるのが簡単
ドライフードのデメリット
- 水分が少ない
- 喉につまることがある
かためのフードに慣らす
ドライフードに慣らすには、まずかためのフードに慣らすところからはじめましょう。
例えば、しっかりふやかしたフード9割に対し、ふやかす時間を短くした少し固めのフードを1割ほど混ぜて与えてみます。
ふつうに食べるようなら、少しずつふやかす時間を短くした硬めのフードの割合を増やしていってみてください。
割合を増やして食べにくそうにしていたら、またしっかりふやかしたフードに戻してあげましょう。
上手に食べられたときは、褒めてあげましょう。
美味しいうえに褒められたら、子犬は喜んで食べるようになるかもしれません(笑)
また、今日は硬めにふやかしたフードを喜んで食べたとしても、明日も同じように喜んで食べるとは限りませんので注意してください。
食べにくそうにしていたら、ふやかし直してあげてください。
切り替えがとんとん拍子でうまくいく子もいますが、3歩進んで2歩下がるタイプの子もいますので、あせらず気長にマイペースでやっていきましょう。
ふやかしたフードから、ドライフードへ移行をしていくにつれて、食事に含まれる水分量が減っていきますので、水分不足にならないように注意してください。
いつでも好きなだけ水が飲めるようにしておいてあげましょう。
まとめ
◎子犬にとっては離乳食であるふやかしたドッグフード。いつごろからドライフードに切り替えるべきでしょうか?
厳密な決まりはないので愛犬の様子を見ながら徐々に切り替えていけばオッケーです。
◎どのようにドライフードに切り替えればいいでしょうか?
ドライフードに慣らすには、まずかためのフードに慣らすところからはじめます。少しずつふやかす時間を短くした硬めのフードの割合を増やしていくと良いです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!