わんこ母ちゃんです。こんにちは!
我が家に迎えた子犬が突然下痢してしまうと、驚くと同時に心配になりますよね。
子犬は消化器官が未発達なので、ちょっとしたことが原因で下痢をしてしまうことがあります。
下痢といっても、様子見しても大丈夫なものから、すぐに病院へ行った方が良いものまで症状はさまざまです。
いずれにしても子犬はまだ体力もありませんので下痢による脱水症状や体力の低下には注意が必要です。
「どうしよう」と迷うくらいなら動物病院へ行くことをおすすめします。
Contents
子犬が下痢をする4つの原因
子犬が下痢をする原因は、大まかに分けると下記の4つになります。自分の子犬には心当たりはないでしょうか?
ストレス(環境の変化や温度差)
子犬をお迎えはうれしいものですが、子犬にとっては環境が激変しますから大変なストレスです。
子犬はこれまで自分が過ごしていた場所とは、空気も匂いも室内の明るさも、まるで違う環境に置かれるのです。暖かく迎えてくれた家族であっても、最初は「知らない人間」です。
小さな子犬が環境の変化から心細さや寂しさを感じて、お腹を壊してしまっても無理はないですよね。
お腹を壊してしまった子には「大丈夫だよ」と優しく声をかけてあげてください。
ドッグフードのふやかし不足・またはふやかしすぎ
子犬には子犬用のドッグフードをふやかして与えますが、ふやかし方が甘いとドッグフードを消化しきれずに下痢してしまうことがあります。
反対にふやかしすぎてしまうと今度は腸が水分を吸収しきれず、ウンチが緩くなることもあります。
指で簡単に潰せるくらいがちょうどよい固さです。フードの状態をみながらふやかす時間を調節してみてくださいね。
食べ過ぎ&誤食
パクパク食べるからといって食べさせすぎてしまうのはNGです。食べたものを消化しきれず、下痢をしてしまうことがあります。
また食べ物ではないものに興味をもって食べてしまい、お腹を壊すこともあります。うっかりテーブルから落とした鶏の唐揚げを食べられてしまった・・・ということがないようにご注意ください。
誤食も要注意です。
犬が口にしやすいものに焼き鳥の串・ペットボトルのキャップ・つまようじ・ティッシュ・ボタン・子どものおもちゃなどがあります。
子犬は好奇心旺盛でなんにでも興味津々です。床には何も置かない・落とさないように気をつけてあげてください。
疲れ&睡眠不足
子犬を迎えたことがうれしくて、遊ぶ姿が可愛くて、つい遊ばせすぎてしまった。子犬は疲れや睡眠不足から腸の働きが悪くなり、下痢をすることがあります。
下痢が続けば、小さなお尻が肌荒れしたり、ただれてしまうこともあります。そんなことになったらかわいそうですよね。できるだけ早く直してあげましょう!
下痢のウンチ、どんな状態?
一口に下痢といっても、ウンチの状態はさまざまです。どの程度の下痢なのかをよく確認しておきましょう。色・臭い・形をチェックします。
茶色のベチャベチャしたような緩いウンチ。
サラサラの水のような形のないウンチ。
ゆるいウンチにゼリー状のものが混ざっている。ゼリー状にものに血がまざることもあります。
ウンチにところどころ血が混ざったり、真っ赤な下痢便が出ることもあります。
子犬が下痢をしたときの状況別の対処法
子犬が下痢をしてしまったら、まずはウンチの状態をチェックします。つぎに子犬に元気はあるか? 顔つきや目つきは? 歩き方などもチェックしましょう。
子犬を見てとった内容や、気になることはメモしておきます。壁に貼ってるカレンダーに書き込んでもいいですし、スマホにメモしてもいいですね。
こうしたメモは動物病院で診察してもらうときに役立ちます。
病院では下痢をしたのはいつ頃からか、何をいつ、どのくらい食べているかなどを質問されますので、愛犬の情報を正しく伝えるメモがあると便利です。
メモ代わりにスマホで写真を撮っておくのもおすすめです。
それでは、下痢をした時の様子別にどのようにすればいいのか?大丈夫なのかなどを紹介していきますね。
CASE(1)下痢をしていても元気
子犬が下痢をしていても、ウンチが少しゆるい程度の場合、元気もあって、食欲もある場合は、少し様子見しても大丈夫です。
環境の変化によるストレスや、食べ過ぎ、睡眠不足などから下痢を起こしている場合は、環境に慣れたり、状況が改善されることでお腹が元気になることもあります。
子犬用のフードを消化しやすいようにしっかりとふやかしたものを食べさせ、ゆっくりと休ませてあげることでお腹の状況が改善できるよう応援してあげましょう。
もともと体質的にお腹が弱い子には、ビオフェルミンなどの整腸剤も有効ではありますが、服用にあたっては獣医師さんと相談することをおすすめします。
CASE(2)ウンチに血が混ざる・ゼリー状だけど元気
1、2日様子見しても改善しない、水様性の下痢になる、ゼリー状のものが混ざる、血が混ざるといった症状が見られる場合は、動物病院へ連れていってください。
ゼリー状のものは、腸内の粘膜が炎症を起こして剥がれ落ちたものです。
ゼリー状のものが混ざっているのは、大腸内で炎症を起こしている証拠ですから、子犬に元気があっても病院へ連れていくことをおすすめします。
子犬の場合は、お腹に虫がいることも多いので検便してもらいましょう。もともとお腹にいた虫が、ストレスなどにより子犬の免疫力が低下することで一気に増加し、下痢を起こすことがあります。
CASE(3)こんなウンチのときは迷わず動物病院へ
子犬が下痢をしているだけでなく下記のような様子が見られたら危険です。
- 元気がなくグッタリしている
- 血便が出ている
- 下痢だけでなく嘔吐もする
- 熱っぽい
下痢や嘔吐、発熱などの症状がある場合は脱水症状のリスクが高いですし、命にかかわる感染症を発症している可能性もあるので、すぐに子犬を保温し出来るだけ早く動物病院へ連れていってください。
診察時間外であっても急患扱いで診てもらえる病院も多いので、まずは問い合わせの電話を入れてみてくださいね!
子犬を動物病院へ行くときの注意点
子犬の体調が思わしくないときは早めに動物病院へ連れていってあげたいものですが、連れていくにあたっては注意したいこともあります。
まず、動物病院は体調不良の犬や猫をはじめとする多くの動物がくるところです。
体力がじゅうぶんにない子犬を連れて行くのですから、よけいな病気をもらったりしないように注意してあげましょう。
子犬は必ずキャリーバッグにいれて連れて行くようにします。
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病院の待合室に入っても、キャリーバッグから外に出さないことをおすすめします。温かい季節なら、順番がくるまで外で待つのもアリですね。
また、移動の際はペットカートがあると楽ですよ。ウチのパピヨン君は体が大きく7キロ弱もあるので、移動は際はもっぱらカートを愛用しています。
7キロを抱えて移動すると、わんこ母ちゃんの腰がアブないですから^^;
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2度目のワクチン摂取が終わっていない子犬の場合は、診察に行くまえに、あらかじめ病院へ伝えておきましょう。取り扱いに注意してもらえます。
また、イザというときのために替えのペットシーツ・ウェットティッシュ・ビニール袋などを持っていくと安心です。
ウチの愛犬パピヨン君は、ブリーダーさんの犬舎から生後2か月で我が家へ迎えた子です。
我が家に迎えた4~5日頃から、お腹がゆるゆると下っていきました。やはり環境の変化で、免疫力が落ちたのだと思います。
ウンチにはゼリー状のものが混ざっていましたし、ところどころ血も混ざっていました。本犬もどことなくダルそうでしたね。
急ぎ動物病院へ行くことにしましたが、パピヨン君はまだワクチンが済んでいない時期だったので連れていくのは少し心配でした。
なので、動物病院へその旨を伝えると「治療はしたほうが良いですからお連れください。順番が来たらお呼びしますのでお車のなかで待っていてください」と仰っていただけたので安心して連れていくことができたのでよかったです。
病院で検便してもらうと、案の定、虫が発見されました。
抵抗力が落ちたから虫がガバッと増えたんでしょうね。
とはいえ、パピヨン君には先生が驚愕するほどの大量の虫と、普通ならお腹にいないタイプの虫も混ざっていたようで「こんなに虫がいる子は初めてですよ!この子の生まれ育った環境は少し問題がありそうですね。」といわれてしまいました。
ブリーダーさんの犬舎で生まれ育った子なんだけどなぁ^^;
「虫はかなり多いですが、今回しっかり退治すれば大丈夫ですよ!」とのこと。
パピヨン君は病院でブチュッと注射されてキャンキャン泣きましたが、処方された虫下しの薬も効いたのでしょう、みるみる回復していきました!
まとめ
◎子犬が下痢をする4つの原因は?
子犬が下痢をする原因は、大まかに4つのタイプに分けられます。
- ストレス(環境の変化や気温差)
- ドッグフードのふやかし不足・またはふやかしすぎ。
- 食べ過ぎ&誤食
- 疲れ&睡眠不足
◎下痢のウンチ、どんな状態?
- 通常より少しゆるい
- 水様性
- ゼリー状
- 血便
◎子犬が下痢をしたときの状況別の対処法
CASE(1)下痢をしていても元気
子犬が下痢をしていても、ウンチが少しゆるい程度の場合、元気もあって、食欲もある場合は、少し様子見しても大丈夫です。
環境の変化によるストレスや、食べ過ぎ、睡眠不足などから下痢を起こしている場合は、環境に慣れたり、状況が改善されることでお腹が元気になることもあります。
CASE(2)ウンチに血が混ざる・ゼリー状だけど元気
1、2日様子見しても改善しない、水様性の下痢になる、ゼリー状のものが混ざる、血が混ざるといった症状が見られる場合は、動物病院へ連れていってください。
ゼリー状のものが混ざっているのは、大腸内で炎症を起こしている証拠ですから、子犬に元気があっても病院へ連れていくことをおすすめします。
CASE(3)こんなウンチのときは迷わず動物病院へ
子犬が下痢をしているだけでなく下記の症状がみられる場合は、脱水症状のリスクが高いですし、命にかかわる感染症を発症している可能性もあるので、すぐに子犬を保温し早急に動物病院へ連れていってください。
- 元気がなくグッタリしている
- 血便が出ている
- 下痢だけでなく嘔吐もする
- 熱っぽい
◎子犬を動物病院へ行くときの注意点
まず、動物病院は体調不良の犬や猫をはじめとする多くの動物がくるところです。
体力がじゅうぶんにない子犬を連れて行くのですから、よけいな病気をもらったりしないように子犬は必ずキャリーバッグにいれて連れて行くようにします。ペットカートもおすすめです。
イザというときのために替えのペットシーツ・ウェットティッシュ・ビニール袋などを持っていくと安心です。
下痢、早く治してあげたいですね!
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!