わんこ母ちゃんです。こんにちは!
ブログに登場するウチのコはパピヨンという犬種です。
パピヨンはどんな犬かというと大きな耳と、フワッっとしたコートがエレガントな愛玩犬で人気があります。
パピヨンの飼育書などには体臭も抜け毛も少ない犬種だといわれていますが、実際にパピヨンと暮らしてみると抜け毛が少ないのはウソじゃないかなと思うくらい普通に多いです。たしかに体臭は少ないですけどね!
一緒にパピヨンと暮らしてみると、一般的な飼育書にある内容とは違うなぁと思うことってあります。
今回は一緒に暮らしてみたからこそわかる、パピヨンの魅力について書いていきます。
パピヨンの特徴はもちろん、性格や体の大きさ・寿命・抜け毛の量や可愛いカット、ブリーダーについてもチェックしてみたので、パピヨンと暮らすことを検討中の方はぜひ参考にしてみてください。
Contents
パピヨンの特徴!先祖はスピッツやチワワ?
パピヨンはフランス語で「蝶」の意味ですが、耳の飾り毛が蝶が羽を広げたような形をしていることから、この名前で呼ばれるようになりました。
イギリスでは「バタフライ・スパニエル」と呼ばれることもあります。チョウは英語ではバタフライだからでしょうね。
パピヨンは一般的に立った耳をしていますが垂れ耳の子もいます。垂れ耳の子はフランス語で「蛾」を意味するファレーヌ(ファーレン)と呼ばれ、立ち耳のパピヨンとはまた違った魅力を持っています。
パピヨンのルーツはスペイン原産のトイ・スパニエルです。16世紀にフランスに入り、貴族に愛されたといわれています。フランス王妃のマリー・アントワネットが愛した犬としても有名です。
16世紀当時は垂れ耳のパピヨンが多くいましたが、19世紀頃からベルギーで繁殖されるようになり、立ち耳であるスピッツやチワワと交配して現在のような姿・形になったといわれています。
パピヨンの性格はエレガントな見た目と違って豪胆!
エレガントな見た目のパピヨンですが、性格は明るくて好奇心旺盛。活動的で運動やお散歩が大好きで、飛び跳ねるのが得意なエネルギッシュな犬です。
運動神経が優れているのでドッグスポーツやアジリティなども楽しめる豪胆さがあります。
パピヨンの犬舎に見学に行ったことがありますが、犬たちはピョンピョンと元気よく飛び跳ねるように走ってました。
また、パピヨンは頭が良いことでも知られています。
聴導犬として活躍している子もいるほどです。頭の良い犬のランキングでは、常にトップ3にいる賢い犬なんですよ!
人懐っこい性格ですが、気位が高く、神経質な一面もあるので、行き過ぎたしつけには注意しましょう。犬権を尊重するくらいでちょうどよいかもしれません。
ウチのコは?
明るく好奇心も旺盛ですが、おとなしい性格をしています。性格は個体差が大きいです。知人のパピヨンたちを見ると女の子のほうが元気で活発な印象です。
知能は高く「お手・おすわり・ふせ・つけ」など基本的なことはスグに覚えてくれました。
「気位が高い」「神経質」なところは確かにあります。
気位の高さから、叱ると逆ギレすることもあるので、ウチの子の場合は褒めて伸ばすほうがストレスのないコミュニケーションがとれます。
パピヨンの体の大きさはバラエティに富んでいる
パピヨンの標準サイズは体高が28cm以下、体重は3~6kgとされています。
実際に我が家にパピヨンを迎え、同じくパピヨンのオーナーさん達と交流してみると、体の大きさはバラエティに富んでいることがわかりました。
近所には体重が1kg程度の小さなパピヨンもいますし、友人のパピヨンは10kg近くもあります。平均すると体重2キロ~4キロの子が多い印象です。
ウチのコは?
ウチの子は子犬の頃から体格がよく、もりもり食べる子だったので大きくなるとは予想していましたが、予想以上に大きく育ちました。
体重6.8~7.0kgの「デカパピ」に成長しましたが、これでも肥満ではなく標準体型です。
寿命はケアや飼育環境によって伸びもすれば短くもなる
パピヨンの寿命は13~15歳くらいだといわれていますが、もっと早くに亡くなる子もいれば、16歳、17歳、20歳近くまで生きる子もいます。
体質など個体差にもよりますし、毎日のケアや飼育環境によっても変わってきます。
健康管理をきちんとして健康に長生きさせてあげたいですね!
パピヨンの毛色は色彩豊かで変化も楽しめる!
ジャパンケンネルクラブによれば、パピヨンは白地であれば、すべての色が認められます。ボディや脚は、白の割合が多いほうが良いとされていますが、家庭犬あればそれほどこだわらなくても良いでしょう。
おでこにはブレーズと呼ばれる白い毛のスペースがあり、多くは左右対称になっていますが、非対称の子もいますしブレーズがない個性的な子もいます。
パピヨンのカラーは個体差が大きく、同じ毛色に分類されていても色の濃淡や配色の範囲によって印象は大きく異なります。
パピヨンの毛の色は大きくわけると2色のパーティーカラーと、3色のトライカラーの二種類です。
2色のパーティーカラーは種類が豊富!人気の色は?
パピヨンのパーティーカラーの人気の毛色は、下記の色合いです。
- ホワイト&ブラウン
- ホワイト&レッド
- ホワイト&ブラック
- ホワイト&セーブル
- ホワイト&レッドセーブル
- トライカラー
- ホワイト&レモン
明るい茶色のホワイト&ブラウン、ホワイト&レッドは昔から人気のある定番カラー。高貴なイメージのホワイト&ブラックは海外で人気があります。
レモンは最近よく見られるようになった印象のあるカラーです。
3色のトライカラーはさらに2種類に分けられる!
トライカラーは、クラシックトライとハウンドトライの二種類があります。
クラシックトライ
黒が多めで目の上に眉毛のような黄褐色のタンが現れる。
ハウンドトライ
クラシックトライと比べてセーブルが多い。明るく華やかなイメージ。
タンとは黄褐色のこと。黄色が薄いものをライトタン、濃いものをリッチタンと呼びます。
あなたのパピヨンの毛色はなあに?Twitterのフォロワーさんに教えてもらいました!
パピヨンの毛色には色々なパターンがあることがわかりましたが、色の名前だけ聞いてもどんな色なのかピンと来ませんよね!
なので、Twitterのフォロワーさんに毛色の名前と写真の提供をお願いしてみたところ、たくさんの方が快く応じてくださいました。
下記の写真は、ご厚意よりアップさせて頂いています。
ホワイト&ブラウン
白地に茶色のホワイト×ブラウンは、パピヨンの中でも一番メジャーな毛色です。
写真提供:しぇんさん(グレイくん)
写真提供:まりんこさん(ユーリちゃん)
写真提供:papillonままさん(まりんちゃん)
写真提供:papillonままさん(しおんくん)
写真提供:圧【あつ】さん(あーちゃん)
写真提供:みぃさん(はるちゃん)
写真提供:ふうた(10ケ月)さん(ふうたくん)
写真提供:Micoo.Hさん(ルーニーくん)
写真提供:ひなりゅうママさん(りゅうくん)
写真提供:chikoさん(ハチくん)
ホワイト&レッド
レッドといっても、赤毛ではなく、赤みのあるブラウンです。
写真提供:星野ぴめさん(テトくん)
写真提供:まりんこさん(まりんちゃん)
写真提供:たけぽんさん(アーサーくん)
写真提供:ととぼくさん(トトくん)
写真提供:ひなりゅうママさん(ひなちゃん)
[/jin-img-waku]
ホワイト&ブラック
落ち着いたシックなホワイト&ブラックのカラーは、高貴で知性的なイメージから人気です。特に海外で人気のあるカラーです。
写真提供:papillonままさん(そらくん)
ホワイト&セーブル
セーブルは濃いベージュのようなカラー。ホワイト&セーブルの子は茶色の毛先が黒っぽくも見えます。
写真提供:パピヨン姉妹のジルとエマさん(ジルちゃん)
写真:わんこ母ちゃん
ホワイト&レッドセーブル
写真提供:えだまめさん(エダちゃん)
写真提供:くるみさん(小町ちゃん)
トライカラー
写真提供:papillonままさん(えるちゃん)
写真提供:papillon loveさん(シャルルくん・プリシラちゃん)
写真提供:さくらとすいかさん(すいかちゃん)
写真提供:パピヨン姉妹のジルとエマさん(エマちゃん)
ホワイト&レモン
セーブルをさらに明るくしたようなカラーを「レモン」と呼びます。
・・・ホワイト&レモンの参考写真はありません。
提供して頂いた写真は以上になります。
パピヨンの毛色は、成長するに連れて変化していきます。
毛色の濃淡も年齢と共に変化していくので、どのように変化するのは個体差があり、そこがパピヨンを飼う楽しみのひとつなんです^^
パピヨンは抜け毛が少ないって本当?
パピヨンのコート(被毛)は、シルキーで下毛(アンダーコート)のないシングルコートが一般的です。
寒さの厳しいスウェーデンなど東欧には、下毛(アンダーコート)と上毛(オーバーコート)を持つダブルコートのパピヨンもいます。
日本にいるパピヨンはほとんどがシングルコートなので、ダブルコートの犬に比べると抜け毛は少ないといわれていますが、本当でしょうか?
実際にパピヨンと一緒に暮らしてみると室内はこまめに掃除しなければ、あちこちが毛だらけになります。とても抜け毛が少ないようには感じません。
パピヨンを飼ったことのある人なら「抜け毛が少ないなんてウソだ」と思っていることでしょう!
抜け毛は多いと思って間違いないです!
洋服などについた抜け毛を取るためのコロコロは必需品になります。
コートのお手入れは毛を傷めないブラシを使うのがコツ
パピヨンは細く滑らかな絹のような毛質で美しいのですが、絡まりやすく毛玉になりやすいので、こまめにブラッシングをする必要があります。
パピヨンの毛質にあっているのはコームブラシ。毛を傷めずにお手入れすることができます。優しく体全体の毛をほぐすように、毛玉がないかを確認しながら梳かしていきます。
コートの量が多い子はピンブラシもおすすめです。全体的にブラシをかけるのに向いています。大きな毛玉がある場合はピンブラシのほうがほぐしやすいです。
ウチの子は毛量が多いのでピンブラシで全体的にブラッシングしたあと、仕上げにコームブラシで整えています。
パピヨンの可愛いカットってある?
パピヨンは肉球まわりやお尻などは別にしてカットは必要ない犬種ですが、なかにはカットを楽しむ飼い主さんもいます。
カットしたパピヨンも可愛いですが、一度切ってしまうと毛の質が変わったり、元のようには伸びなくなる可能性もあるのでご注意ください。
ではさっそく見てみましょう。
どんなカットがあるのかSNSをチェックしてみたところ、カットは夏の暑い時期にサマーカットをする子が多いようですね!
最近はミッキーカットという耳をミッキーマウスのように丸くカットするのが人気を呼んでいます。
こちらの子もサマーカットです。可愛いですね!
ミッキーマウスの耳にするミッキーカットが可愛いです。
全体的に短くカットしたパピヨンちゃん。
なんと3分狩りのカットです。一見するとパピヨンだとわからないかも(笑)?
サマーカットしたパピヨンも可愛いですね!
すっきりして暑い夏は涼しげに見えますが、紫外線の影響を受けやすくなるのでお出かけの際は服を着せてあげることをおすすめします。
着るだけで涼しくなる素材+防虫効果のある服で愛犬を守ってあげてくださいね!
見ているだけでも楽しくなる可愛くてラブリーな服もあります。ウチの子は男の子なので似ブリーな服は見るだけです。着るのは女の子の特権ですね!
まとめ
パピヨンの特徴!先祖はスピッツやチワワ?
パピヨンはフランス語で「蝶」の意味ですが、耳の飾り毛が蝶が羽を広げたような形をしていることから、この名前で呼ばれるようになりました。
パピヨンのルーツはスペイン原産のトイ・スパニエルです。
16世紀当時は垂れ耳のパピヨンが多くいましたが、19世紀頃からベルギーで繁殖されるようになり、立ち耳であるスピッツやチワワと交配して現在のような姿・形になったといわれています。
パピヨンの性格はエレガントな見た目と違って豪胆!
エレガントな見た目のパピヨンですが、性格は明るくて好奇心旺盛。活動的で運動やお散歩が大好きで、飛び跳ねるのが得意なエネルギッシュな犬です。
運動神経が優れている、頭が良いといった特徴もあります。頭の良い犬のランキングでは、常にトップ3にいる賢い犬です。
人懐っこい性格ですが、気ぐらいが高く、神経質な一面もあります。
パピヨンの体の大きさはバラエティに富んでいる
パピヨンの標準サイズは体高が28cm以下、体重は3~6kgとされていますが、実際は体重が1kg程度の小さなパピヨンから、10kg近くある子もいます。平均すると体重2キロ~4キロの子が多い印象です。
寿命はケアや飼育環境によって伸びもすれば短くもなる
パピヨンの寿命は13~15歳くらいだといわれていますが、もっと早くに亡くなる子もいれば、16歳、17歳、20歳近くまで生きる子もいます。
パピヨンの毛色は色彩豊かで変化も楽しめる!
ジャパンケンネルクラブによれば、パピヨンは白地であれば、すべての色が認められていますが、ボディや脚は白の割合が多いほうが良いとされています。
下記の色合いがポピュラーです。
- ホワイト&ブラウン
- ホワイト&レッド
- ホワイト&ブラック
- ホワイト&セーブル
- ホワイト&レモン
抜け毛は多い?
一緒に暮らしてみると室内はこまめに掃除しないと、あちこちが毛だらけになります。とても抜け毛が少ないようには感じません。
コートのお手入れは毛を傷めないブラシを使うのがコツ
パピヨンの毛質にあっているのはコームブラシ。毛を傷めずにお手入れすることができます。優しく体全体の毛をほぐすように、毛玉がないかを確認しながら梳かしていきます。
パピヨンの可愛いカットってある?
パピヨンは肉球まわりやお尻などは別にしてカットは必要ない犬種ですが、なかにはカットを楽しむ飼い主さんもいます。
最近はミッキーカットという耳をミッキーマウスのように丸くカットするのが人気を呼んでいます。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!